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ぺーじむいしゅきん−北海道十勝の原野より

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#環的生活WS*土窯づくり完結編!
春の土窯づくりから一ヶ月…
セカンドレイヤーを塗って火入れ→ピザ祭りの会を開催した。

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参加者さんは、おとな・こども合わせて30名くらい。はじめてお会いする方も半分くらいいて、わたしにとってもとても刺激的で楽しい一日になった。

人数が多いので四つにチーム分け。
<粘土チーム>…材料を混ぜ混ぜ・こねこね・塗り塗り…
<デザインチーム>…デザインをイラストに描いて窯を仕上げる
<扉チーム>…扉を考え、原野にある素材で作成
<調理チーム>…スープ作り・生地づくり

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粘土チーム、粘土と砂と藁を混ぜ混ぜしてます!

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ぬりぬり〜

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扉チームは廃材+トタン+柳の枝の取っ手で。

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なかなかいい感じ!

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調理チームにはおいしいスープをつくってもらい(ピザ具材として持ってきたマッシュルームを提供してくれたMちゃん・Tさん、ありがとうございます!)、白神こだま酵母で生地づくり。

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トッピングや焼く順番を待つ間にも発酵してくるので、具合が少々若い段階で伸ばしてトッピングしはじめてもいいかも。

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さて、前回のWSをやった頃はコミュニティ活動の拠点を柳が原(下の段)にしようと考えていて、広大な原野にぽつりと作った土窯だが、その後「やっぱり上(庭原野)部分から開拓しよーっと」と家の近くに場所を移した。

…で…、なんと、移す際に落として割ってしまった。

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わたしが苦心してパズルのようにつなぎ、粘土で固めたが、できあがったのはとっても芸術的な形。

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この上からセカンドレイヤーを塗って果たして綺麗に仕上がるのか? 脆くなった部分が崩れたりしないか?ととても心配だったのだが、

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じゃーん!
こんなに素敵な仕上がりに。
心配していただけに大感激!!

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後姿もかわいい。

デザインについては前回のワークショップで参加者さんに考えてもらい、鬼のようなうさぎのような形にする?!と言っていたのだけれど、形自体がボコボコになったためそれを鬼やらうさぎやらに仕立てるのは難しいし、あまりいじると崩れそう…ということで、「モザイク画のようなデザインを描いて、お皿や石を使ってそれを粘土に置いていく感じで」とデザインチームに依頼。

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わたしの誕生日にT氏がくれた記念のお皿(割れてしまったが捨てられなかった)と、キャンプで食べた貝殻を鶏のためにとっておいた(放置していたともいう)ものと、泥玉と…
小学生のNちゃん・Nくんチームが、こんなに素朴で自然なデザインにしてくれた。ありがとう!

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(今回はいろんな年代の人たちと一緒にできたのも、うれしかったポイント!)

さて、気になる火入れ&ピザ焼きについては、課題もいろいろ…
.肇織鵑涼杷材の上にピザを敷いた網を乗せるというスタイルでは、下からの熱が弱くてうまく焼けなかった。
ホイルに包んで直接燃えている木や炭の上に置いて、なんとか焼いたけれど、今度は断熱材の上に石や粘土など、輻射熱を発するものを厚めに敷いて、下からの熱を増やそう。

△覆鵑函土台の木製テーブルが焦げてもくもくと煙が(!)
断熱のためにトタンを三枚重ねて、空気層を作っていたのだけれど、テーブルが焦げて来てしまった…長く使っている間に炭化するということは予想していたけれど、こんなにすぐに焦げるとは!
みなさんさっと動いて水をジャージャーかけてくださったので、事なきを得て一安心。

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(ジョウロとバケツで消火! ここまで届く長いホースを準備しよう…)

でも、こんなふうに見えてきた課題や、失敗と呼べるようなことも、体験できてよかったと心から思っている。

前回のワークショップのときは、すべてを完璧に用意して、絶対失敗せずにやりたい、と意気込んでいた。講師のカービーさんに、準備するものなどをしつこく聞いて返ってきた「当日工夫してなんとかやるから大丈夫ですよ」という回答に不安になった。

実際に経験してみたら、カービーさんの言うとおり。心に残っているのはすべて、教わったことではなく、自分たちで考えて動いたこと。
「すべてが準備された中でマニュアル通りに作って”成功”を味わうことではなく、自分たちで工夫して、失敗してもその中から学びとることに意味があるんだ!」

こうして書くと当たり前のことで、子どももそう育てたいと願ってきたけれど、大人も同じなんだなあ。

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土窯が割れても動じることなく「パズルをつなぐのにどんな配合で塗ったら崩れにくく割れにくいのか、自分で色々試すいい機会になったな〜」と思えたり、今回のような事態をすべて興味深く充実したステップのように感じられたりするようになったこと。
そういう自分自身の成長は、「土窯を作れるようになったこと」以上に大きな前回講座での収穫だ。

やっぱり鉄板敷くか? スチールのテーブルかな〜、レンガで作ったら? いや、アースバックで作ろう!
…そんなふうに参加者さんと考えて、話しあう時間がとてもうれしい。

今回は、ただピザをうまく焼いてアウトドアタイムを楽しみたい、というお客さんのような人ではなくて、自分で動いたり考えたりできる人が集まってくれたので、それも収穫が大きかった理由かも。みなさんに感謝!

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(タラの芽×クリームチーズ)

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(アスパラ×豚肉)

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(おいしそう〜)

そしてもうひとつ、わたしが今回とてもうれしかったのが、子どもたちが思い思いに遊んでくれる姿。

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落ちている物で自然に弓を作り始めたり、それをおじさんに手伝ってもらったり、いつの間にかあーでもない、こーでもないと輪ができて大人も子どもも一緒になって楽しんでいたり。

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池を作って遊んだり

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埋まってまったりしたり、

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ヤギさん、この枝食べる〜?

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川つくろーぜ!

自由で柔軟な発想を引き出せる場所、自分で考え工夫した人が最も楽しめる場所であること、それがこの原野のいちばんの魅力だと考えているので、大人も子どももそれぞれに(ホストがあれこれ過保護にやらずとも、やらないからこそ)楽しんでくれることが最もうれしい。

ん、自己満足しすぎ?!
いちばん楽しんでいたのはわたしかも…

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みなさん、ありがとうございました!
次は燃えない土台&木酢液採取プランでバージョンアップだ〜!



2015.06.07 Sunday ... comments(0) / -
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